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かとぺさん #38/28/2021 かとぺさんinterviewも#3になり。これで完結。 ぶっちゃけ質問から脱線しまくって普通に会話みたいになってます(笑) ここまで読んでくれた方は本当にありがとうございます。 文で至らないとこは、インタビュー能力・文章表現力がない俺が全て悪いです。お許しを。 でも、良い話になったと思うので最終話もどうぞお付き合いください。 ・未来の話 かとぺさん=か) シチク=シ) シ) ARARAが出来て2年経とうとしてます。出来てからは色々あったと思いますけど。今後、未来のARARAはどんなライブハウスになったらいいと考えています?計画とか...そういうのとかってありますか? か) 未来か… シ) そうですね、未来です。 か) 正直、今コロナ禍でさ。緊急事態宣言とか"まん防"繰り返している状況でさ…… …ていうか!オープンして3ヶ月目でもうコロナ禍なってるから、常にそれがフラットになってんだけどさ(笑) シ) 確かに(笑)最初からハードモード(笑) か) 今後ね、コロナ禍とか度外視してコロナのない世界のことを話すると、まずやっぱ今のARARAのフロアをいっぱいにするのが夢だよね。 シ) 出来たはずなんですよね。計画通り行けば。 か) そう。出来る未来しか見えなかった。 けいちゃんとかも見てたから 分かると思うけど「絶対お客さん入ります!!」っていうイベントもやっぱ制限決められてやるわけじゃない?そういうライブハウスじゃなくて、やっぱりお客さんパンパンのザ・LIVE HOUSE!!っていうのを未来は見たいし見せたい。 シ) そうですね。 か) そういう風になりたい。だから、色んなイベントも組まなきゃ駄目だし、商業ベースにのったイベントもやんないと駄目だと思うし。本当にARARAの夢としては満員のフロア見たいなぁと思う。 シ) そうですよね。どこもそうだと思いますけど、特に函館でそういう風にお客さんがパンパンに入ってる光景を見たら、僕泣いちゃうかもしんない(笑) か) そうそう。そういう満員のイベントね。しかも地方勢なしでね。絶対泣いちゃうな〜 シ) 地元勢だけは僕も泣きますね〜。100% か) 「ここまで復活したか…」となるだろうなぁ。「良いライブハウスになったな…」っていう風に思うだろうし、やっぱそうなるには函館の音楽シーンの底上げが絶対必要不可欠だと思う。これ勝手に言ってるけど、やっぱ函館のインディーズミュージックの電波塔でありたいと思ってる。将来的には函館の音楽シーンの底上げをしてARARAを超満員にするのが目標になってくるんじゃないかと思う。あとは他のライブハウスと協力して面白いイベントも開催したいな。未来の話だとそれかな〜…やりたい企画でいえば野外。野外やりたい。 シ) やりたいですね〜。1回ポシャってしまいましたしね。 か) 野外中止はバンドに申し訳なかった。仕方ないんだけどさ。コロナ禍っていうのもあるから。すげー悔しかった。 シ) そうですよね。 か) だからね。いずれやりたいし、その時は色んな人に協力してもらいたい。 ・夢について 先程の内容と重複すると思うけど、店長かとぺさん個人としての夢について聞いてみた。 か) 夢はね。いろんなバンドや人の活動をきちんと後押しできるようなライブハウスになれればな〜と思ってる。 「かとぺさん!あのバンドとやりたいです!」「じゃあ呼ぼう!!!そこで繋がり作ってお前らも東京行ってこい!!」みたいなね。そしたらね、また一つ夢が叶うわけじゃない?しっかりバンドに寄り添えるライブハウスでいたいし、バンドを叱れるライブハウスでもありたい。 シ) そうですね。パワハラだとかあーだこーだ言われるし、僕らは特に言葉を選ばなきゃ駄目な世代と思ってますけど、選びすぎてたら、もうしっかりアドバイスしなきゃいけない事も難しくて、駄目になっちゃうと思うんですよね。まあもちろん平和が一番ですけど(笑) 話逸れてすみません。 か) 叱るというか、激励みたいなのは人によって、かなり賛否あると思うんだけどね(笑) まあ、後押しするのが夢だよね。だって絶対必要じゃない?エンタメ売ってる場所だから。「一緒に夢見て何が悪いんだ!」と思うからね。俺はそういうライブハウスでありたい。バンドマンから「こうやりたいです!」とか言われたら対応できるライブハウスでありたいし。コロナ無くなったら満員のフロアの前で良いライブやってさ、みんなで笑って酒飲めんのが一番かな。 ・函館で音楽 か) 今はどこでも音楽作れるからね。 シ) そうなんですよね。ぶっちゃけ。 か) 俺、dry as dustで東京出たわけじゃない?あの時代は今みたいに気軽にネットで音楽を作るノウハウを知る事が出来なかったし、機材買う金もないし、発信する場所も少なかった。だからやっぱ東京でやるしかなかった。 今だと地元に残ってそういう活動ができるようになったよね。苫小牧のNOTWONKとか良い例だよね。 シ) ですね。ARARAって超ワガママ聞いてくれるし、あれやりてぇ!これやりてぇ!言いやすいし。しかも大体やってくれるし(笑)こんなやりやすいライブハウス無いわ。 か) 超〜ワガママ聞くよ!!(笑) シ) 俺はめちゃくちゃそれ思うから、どんどんARARAで色々やったらいいと思います。 か) そうそう。そこはね、バンド愛というか、フラットでいないと駄目だと思うから。俺はどんどん来てもらいたいし、「これやりたいです!」と言われたらやるし。できることはね。協力した方がこっちも面白いし。そこはもうずっと開店当初から一貫した考え方だし、続けていこうと思ってるかな。 あとはイベントやって、お客さん呼んでギャラもらって、良いライブして、お客さんもARARAもバンドもハッピーになれば……最高!! シ) そうですね。本当に。 ・や れ !! シ) 最後の質問になるんですけど。函館のバンドマンとかに何でもいいんですけど、一言というか要望というか、そういうのありますか?(笑) あればお願いします。 か) なんだろうな〜……むずいなこれは(苦笑) うーん…一言「やれ!」ですよ。……いや 「やれる時はやれ!」です。だって、そうじゃん? シ) そうですね。 か) 1回足止めたら重たくなって何にもやんなくなるんじゃないかなって思っちゃう。 シ) 音楽自体やらなくなったやつ何人か居ますね。これは仕方ないのかもしれないんですけどね。 か) そうそう。そういうバンドは復活するのがすごい難しくなるんじゃないかな… 今でもさ、今の状況でも出来る事あるし、例えば無観客配信ライブだけでもいいから活動したりとかね。スタジオ入るとかさ。やんない人とやってる人だったら、やってる人の方が断然未来は育つワケじゃん。だからやれる時やんないと。…俺も、もっとやらないとな(笑) お互い切磋琢磨してやんなきゃ駄目だと思うし。 シ) 一言は「やれ!!」と、いうことですね(笑) か) だと思う。俺はね。やれる時にやんないと。絶対枯れて萎んで終わっちゃうからね。それを見たくないし。多分お客さんも見たくないと思うんだよね。 シ) 音楽シーンに対して光というか希望が欲しいですよね。そういうのがやっぱり必要だと思います。こういう状況で「大変だー!」ってなってしまっていて、この前のフジロックとかも色々あったじゃないですか。でも、THA BLUE HERBのBOSSが言ってたことが全てなんじゃないかなって。 か) あれ、超感動したよね(笑) シ) ですよね(笑) 今の僕にとっては1番腑に落ちたかなって。 か) 政府が保証してくれたら、また話が変わるしね。 シ) そうですね。 か) もう小さな街だと3ヶ月ライブやらなかったらさ、もう忘れ去られるんじゃないかな。 シ) 間違いなく潰れますしね。 か) さっき話したけど、本当に音源制作だったり、作曲制作でもいいからね。やってるところをきちんと相手に見せないと。だからやる。「やれる時はやる」だね。ていう、スタンスを持ってほしいかな。 シ) そうですね。 シ) 最後に岸田勝(ARARAのPA) に一言ありますか?(笑) か) 岸田勝に一言か〜(笑) 一言でしょ…? 「いつもありがとぉ〜…」(変な言い方で) シ) (爆笑) 「あとがき」 シチクです。どうでしたかね?俺に会っても「読みずらい」とかは内緒にしててね。凹むから(笑) 「いつもの酔った"かとぺおじさん"と、シチクおじさんの会話やん!!」って、ツッコミが一部から聞こえてくる気がしますが…その通りだね。でも、マジな話をかとぺさんと あんまりしないから面白かったなぁ。今回してみて改めて思ったのは「加藤大輔って超愛あるよね」って。ラブリーだいちゃんだよ。ほんとに。なんか未来は明るい気がしたもんな。かとぺさんってそういう素質あるよね。ムードメーカーみたいな。そんなかとぺさんが店長で永久にやってもらえるように、まずは彼をサイボーグ化してさ、たまに変な事言うから、そこ修正しちゃったりして"最強おもしろアンドロイドかとぺくん1号"に進化させなきゃいけないんじゃないかな。今後はそこを目標に俺は頑張ろうと思います。「加藤大輔アンドロイド〜永遠にARARAやってくれ〜」計画。 あんまふざけた事言うとぶっ〇されるので、この辺にしておきます。 そろそろ真面目に話しますか。今回思いつきインタビューを快く受け入れてくれた かとぺさん本当にありがとうございました。いつも見切り発車で行動してる俺のワガママ聞いてくれるよね。本当に面倒見良すぎでしょ。みんなももっと加藤大輔にやりたい事伝えて困らせてやろう!ライブイベント以外でも大体可能な限り、親身にやってくれるナイスガイだからね。もちろん岸田勝もナイスガイだから助かっちゃうよね。そんなかとぺさんと岸田がやってるARARAをもっと俺は見守り応援したいね。まあ話せば長くいけるけど。もういいでしょ? 居場所が無いやつはARARAにおいでよ。 あると思うよ。 加藤大輔 interview ~完~
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かとぺさん #28/27/2021
前回で「え?これで終わり?」「短っ!!!」と、思った方々に声を大にして言いたい...
俺も同じこと思ってた(笑) でも、初体験ばかりだから大目に見てよねっ! 今回もかとぺさんInterviewの#2になります。どうぞ。
ARARAを通して約1年半ほど今の函館バンドシーンを見てきた"かとぺさん"に、バンドシー ンのアレコレを聞いてみた。
※加藤=か) シチク=シ) か) 2000年あたり、多分俺が15歳の時ストリートミュージシャンもバンドもすごい盛んだった。 もっと前からやってる人たちは「低迷し始めてる」とは思うかもしれないけど。 函館でもソニーのオーディションがあったりとか、その函館から輩出されてるアーティスト・バンドとかって結構いたじゃない? シ) いましたね〜 か) それで考えると、やっぱ今は消極的だし、若い子もいなくなってきてる。 昔、高校生で先輩のライブに出るためにデモCD作って、「俺ら出させてください!」ってさ、ザラだったじゃない? それが認められてイベントに出て、そっから名前が出てって、今札幌で活動してるバンドもいれば東京で活動してるバンドもいるし、やっぱ地元のバンドが燃えてたというか、メラメラと良い炎が出てたなと思うんだけど、今はもう本当ちっちゃい火でしかないから、そこをどう燃やしていこうかなとは すごい考えるかな。 ジャンルとかの話 か) ジャンルめちゃめちゃ減ったね! シ) 減りましたね〜 か) めちゃめちゃ減った。それはすげぇ感じる か) 昔から函館のロックンロールとかさ、そういうのは強いと思う。ハードコア・ロックンロール・パンクも強かったけど、今はパンクメロコアとかはほぼ少なくなってるし。 本当悪い言い方に聞こえるかもしれないけど、BLASTがいてくれて本当にありがたいし、BLASTがいなくなったら本当に函館のパンクメロコアシーンが途絶えちゃうし…と思ってるぐらい、ジャンルはもう10あったとしたら 今4とかしかないかも… シ) 本当そうですね(笑) 4あるか怪しいくらいですよね。 か) 本当それぐらいだからね。 か) こんな時代なのにみんなやってるモノ・聴くモノが固定されすぎて、他のいろんなジャンルもあるのに何故手を出さないのかな...とか思うし。せっかくさ、YouTubeだったり、Apple Musicとかあるわけじゃない? なのに、ちょっと他のジャンルに手出してみようかなとか、曲調をちょっと変えて今は何がウケるのかとか、何かウケさせたいから動いてみようっていう動きは少ないのよ。 シ) 広く浅くっていう感じで、音楽社会的にも思うんですよね。音楽のシーンって東京とか札幌とかそういう都心部は濃い感じのジャンル分けは出来てると思いますけど、地方都市のシーンが大分色濃くなくなったっていうか。 か) そうだね。俺も感じる シ) これ記事に起こしたりして、いろんな所で目に留まるようになって「なにを〜!?」って言う人も出そうですけど、実際そうですからね。 か) そうそう。いやなんかそれこそ、けいちゃんも昔からバンドシーンを見てるし、俺も同じ世代を見て、多分お互い「そうだな」って思うとこいっぱいあると思うし。 シ) そうですね〜、逆言ってしまえば 僕らが函館って街に種蒔きをしなきゃ駄目なのかなっていうか…僕が種蒔きとか言う身分でもないんですけど(笑)まあ「やるやらないは自由だし!!」って話なんですけどね。でも色々見てると、種蒔きやらなければ駄目になんでしょうね。 か) そうだと思う。別の話になっちゃうけど、昔から地方っていうか、どの都市でもあるかもしれないけど、その場所で囲い込むみたいな事あるじゃない?そういう精神というか、あれ一番嫌いだから。みんないいじゃん。仲良くやればいいじゃん。って思っちゃう。 シ) そうですね。 か) そう、そこで誰がどこのライブハウスがホームだとかさ、言うの勝手だし何でもいいんだけどね。 どこでも出て、きちんとみんなに知ってもらった上で、いろいろアクション起こさないと売上立たないし、名前も出ないし、悪循環でしかないから。 もう利用するものを利用して、札幌行ったりとか、東京行ったりとかさ、そういう"チケット"をさ、自分たちで"もぎ取らないと"駄目だと思うし。 昔のバンドは……「昔のバンドは〜」って言うのダサいけど(笑) 昔のバンドはそれやってた。 シ) そうですね。本当やってましたね。 か) きちんと自分たちの理想に向かって動くっていうことをやったから、だから未だに名前残ってるバンドが多いと思うし。 シ) 印象残るバンドがやっぱ多かったですよね。 か) バンドやるんだったら、いろんな人に聞いてもらいたいから。自分たちの音楽を聞いて欲しいから、だったら、そのベクトルを自分で作ってくっていう。ベクトルというか方向性を見て、きちんと"もぎ取ってく"っていう事をしないと駄目だなと思う。昔と今の違いは。
今の話 か) 今の良い点は俺の知らないジャンルをやりだした高校生もいて、それはすごい良かった。 1人でも物怖じしないでやったりとか。あれは凄い!!! シ) あれは凄いですよね。Paranormalizerちゃんとかそうですね。嶋田敬太くんとか。 か) ああいうジャンルって、俺らが10代の頃だったら絶対毛嫌いされてたと思う。「あいつバンドじゃねーじゃん」って。そういう変なプライドもあったわけじゃん?今、それが今のバンド界隈ではきちんと受け入れられて、出来てるのは素晴らしいし、ああいうジャンルをきちんと出せてるのも素晴らしいし、俺はすごい評価してるな〜。 か) ラッパーのöwsonとかもそうだし、ライブハウスでやるっていうカッコ良さもあるし、きちっと、そういう新しい場所で、新しいジャンルできてる子たちは、すごい評価したい。 シ) いや、マジでそうですよね。俺もびっくりしてました。
加藤大輔の変化とかの話 シ) なんかそういうのも通して、かとぺさん自身変わったなって思った事ってあります? か) いや、俺ね、まず聴くもの変わったね! シ) わかりますね!(笑)俺も変わりました。 か) まず、ライブハウスでかける音楽って、やっぱ大衆的なものと、コアなものどっちもかけないと駄目だと思うんだけど、コアな部分の知らないジャンルを教えてもらってこういうのもあるんだ!って。それで新しくディグってさ、「 俺はこの曲合うわ〜!」とか「これ好きだわ〜!」っていうのは新しい発見があって面白かったりするかな〜、あんまり聞かない曲を聞くようになった。 シ) そうですよね!DJやったりしてましたね。僕もアニクラ見に行ったり、DJ見に行ったり、DJのヤツらと喋るようになってるとか…すごい進歩ですよね。 か) それ考えるとすごいなって。 シ) すごいと思います。楽しいですもん。 か) うん。やっぱりそのジャンルで囲い込んだりとかさ...それこそさっきのライブハウスがどうのとか...ここがホームだとか...それとも同じで「自分たちはここだ!」って思ったら広がらないから。 シ) そうですね〜 か) 良い出会いだったなと思う。 シ) そこは、かとぺさんだけじゃなくて、それこそ僕もそうだし、他のバンドマンとかも。そうして仲良くしていきたいとか、もっとみんなそうであってほしいですよね〜。 か) 本当にそうだと思う。なんかこだわり持つのは悪くないけど、そこを否定して新しいジャンルを得る機会をね、なくするのは勿体ないからさ。 シ) そうですね。
か) あと、それから30代とか40代のバンドマンもすげえなと思う。アグレッシブだから。解散したとしても、すぐ新しい曲作って別バンド作るとか、エンドロールズとかもそうじゃない?あれって結構エネルギー必要だからさ。
シ) そうですね〜。20代後半からバンドまたやるってのは、本当好きじゃないと出来ないですね。マジでエネルギー使います。 か) そうそう。あれはすごいなって。 俺ら、もう30超えたオッサンでバンドやってるからさ、すごい気持ちわかるし、新しいことやるってすごい腰重いのもわかるけど、それでもやっぱ好きでやってんだなっていうのが伝わるから。だから、良いイベントとか当てたくなるよね。 ライブハウスの店長云々というか、やっぱ同じ音楽家として、やっぱスゲーカッケーなって思う人たちと出会えたのはすごい大きかったな。ARARA出来てね。固定しちゃうのが楽じゃない?人間って。そうじゃないんだな…って、こういうのも受け入れて足踏み出してみたら、新しいジャンル知れて超楽しいじゃんって。じゃ、これをどうやって次繋げていこうかなと、そういう風になってくるし。 シ) そう思いますね。 #2 終わり
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かとぺさん #18/26/2021 【加藤大輔】 dry as dust/CARNIVAL のギターでもあり、函館のライブハウス”ARARA”の店長。 偉大な先輩でもあるので、俺がウンコ以下の説明するより下記のライブ映像やら見てください。
「普段の加藤大輔さんは知らないかも」って人も無論居ると思うんですよね。 passvolumeでは「人・場所」を深く掘り下げていければ、と思っている。 なので、調子に乗って加藤さんの小話を。 身近な人達は加藤大輔さんのことを ”かとぺ”さんと呼んで 親しまれている。 常に面白い。ギターうまい。酔ったらメチャクチャ。ギター超うまい。最近サウナハマってる。 ちなみに俺の目には加藤大輔という人間は、「チャーミング・ファニー・天然」というイメージで見えている。 何より最高の友達であり、最高に面倒見の良い先輩だ。いつもどうもありがと~!!! かとぺさんの紹介はこの辺で。怒られない程度でやめときます。 話は脱線しましたが、以下インタビューです。 函館のライブハウス「ARARA」の店長・加藤大輔さん (かとぺさん)を直撃しました。 まあ、身近な人は「かとぺさんにインタビューとか近場から攻めてるじゃん!」と思うっしょ? その通りです。 では早速御覧ください。どうぞ。 シチク) とりあえず、始めます。 (以下、「シ」表記) 加藤) お願いします。 (以下、「か」表記) ・ARARAをやろうと思った"きっかけ"は何だったのか か) 元々ARARAの話来るまでは、もう東京戻るつもりだったんだよね。 自分のバンドあるじゃない?dry as dustも、CARNIVALもあるから戻ろうと思ってて、その時は楽器屋で働いてて、いつ(東京に)戻るかなあ〜と。きっかけもなく、そのままダラダラとバンド活動しながら、ダラダラとアルバイトして暮らしてて、函館のバンドのライブにはたまに行ってて、盛り上げたいなっていう気持ちが沸々と…じゃなく、”フツ”...っと思ってたのよ。 だけど、やっぱ東京戻りてーしな…っていう、まあ全部が全部きっかけがない状態だったのよ。 なにするにも"きっかけ"がない状態で「どうしよ~」って思ってたら、セイヤさんから「エルキューブのゲンキさんに会ってみないか?」っていう連絡がきて、「どうしたんだろう」と思ったら店長にならないかって話だった。 自分が動き出せるんだったら...面白いことできそうだな...!! とか思って、1回やってみようかなって。 そういうのがあって店長になったっていうのはあるかな~。 ....あとは、ずっとアルバイトだったから正社員になりたかった(笑) シ) (笑) か) 俺らの音楽って、やっぱライフワークじゃない?それ(音楽)はもう欠かせないんだけど、まずお金ないとできないからね!!(笑) それもあって「やります!!!!」って(笑) (↑ARARAの内装を頑張って作る。スタッフの岸田さん。加藤さん) ・店長になるの悩みましたか? か) いや、悩まなかった方に近いかな。それよりむしろ不安だった。 シ) やっぱそうですよね、この函館の状況って色々不安にしか思えないですよね。 か) 俺が店長でライブハウスやりました!誰も客入りませんでした!ってなって、潰したらえらいことになるから、そこすごい不安だった。けど、運良く俺は東京にも友達いるし、地方にも友達いたから そういうバンド引っ張ってきて、ここ10年なかったようなジャンルとか呼び込んで面白いこと出来ればな~と思ってた。 引っ張ってくるっていうより、友達を紹介するっていう感じが近いかな(笑) いろんな友達紹介したいし、それで影響を受けて函館のバンドのシーンだったり、いろんなジャンルが増えていけば良いとおもうし。あとは、もう....本当に正社員になりたかった (笑) ・ぶっちゃけ店長になってどうでした? か) ぶっちゃけ店長になってかぁ…これ結構赤裸々だね?(笑) 良かった点は、あんま絡まない人とも絡めるようになって「こういうジャンルなんだ~」とか「こういう事やってんだ彼らは!!」とか、高校生とかもさ、「こういう面白い事やってんだ!!」っていうのはすごい分かった。 函館の音楽文化の動きが少しずつ分かってきたというか...今の流れとかで「こうしなきゃ駄目だな」とか、「ここは盛り上がってるから逆にこっちのジャンルと一緒に当てて面白いことやってやろう!!」とか、そういう全体像が見えるようになったかな~。それはね。すごい良い事だったなっていう。 シ) 僕もARARA出来てから色んなジャンル見るようになったし、肌感で分かる事が増えましたね~ か) それこそ、今まで対バンした事ないバンドがARARAでやるってなったら、「あれ?俺こいつやったことないけど...どうなの?」とか、「なんなんだよ...このバンド…」とか思ってるバンドって絶対いるし、思っててもライブ見たら変わるし、打ち上げで酒飲んで話したら絶対変わってくると思うんだよね。 それってすごい重要だから、まずやってもらって、「あいつなんなのよ」とか否定から始まらないでやってもらって、それで仲良くなれるやつは仲良くなってもらって、本当に駄目だったら離れていいと思う…..何の質問だったっけ?(笑) シ) (笑) #1 終わり
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